厚岸蒸溜所は、東京に本社を置く輸出入会社である堅展株式会社(Kenten Co., Ltd.)が運営する、日本で最も野心的なテロワール主義のウイスキープロジェクトの一つです。2015年に創業者の杉田圭一社長によって設立され、2016年より本格的な蒸留を開始しました。蒸溜所は北海道厚岸町という遠隔地の海岸街に位置し、涼しく霧深い海洋性気候、広大な泥炭地、そして清浄な水源によって「東洋のアイラ」と呼ばれることもある地域です。蒸溜所設立の背景は、2010年代初頭の日本ウイスキー危機にありました。当時、グローバル需要の急増により、年数表示品が店頭から消えていったのです。有名な秩父蒸溜所の阿久津一郎より助言を受けながら、杉田社長は北海道の独特の風土を表現する真のローカルウイスキーを創造するというビジョンを抱きました。厚岸は、麦芽用に地元産の泥炭を活用し、ホマカイ川の純水、そして希少な国産ミズナラ樽を熟成用に使用しますが、エクスバーボン樽やシェリー樽も併用しています。蒸溜所は2基のフォーサイス製銅製ポットスチルを採用し、厚岸の気候に適応させた伝統的なスコットランド式製法を行っています。旗艦商品のシングルモルト『サロルンカムイ』シリーズは、アイヌ語で「タンチョウ」を意味する名前で、段階的な年数表示を展開しています。また『24 Seasons』シリーズは、北海道の劇的な季節の移ろいの本質を捉えています。厚岸は、泥炭香と海のニュアンスを持つ日本ウイスキーのカルト的生産者として急速に地位を確立し、限定生産にもかかわらず国際的な評価を獲得しています。そして、本物の地域特化型日本ウイスキー職人技の新世代を体現しています。
タイムライン
当ブランドは生産テストを開始しました
蒸留所の建設が開始しました
初めての原酒を蒸留しました
第一弾製品"Foundations 1"を生産しました
初のブレンデッドウイスキーと初の水楢樽ウイスキーを生産しました







